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管理人のたわごと時々社員Official Blog


2012/07/06

7/4続き エネルギーについてどう考えるべきか


7/4続き エネルギーについてどう考えるべきか

まず電気料金ですが、これは値上げが妥当だと考えます。
まだ切りつめられるんじゃないの?という意見はもっともです。それは東電に限らず、国でも地方自治体でもその努力はすべきかと思いますが、今後火力発電中心の場合はいくらきりつめてもきりが無いレベルだと判断します。

ことはインフラに関することなので、破たんして供給不可などという事態はあり得ません。その場合は東電社員を公務員化して国営事業として運営するしかないでしょう。

このことが示しているのは、前回でも書きましたが、結局税金につけが回るだけの話です。
それなら多く利用する企業、人が多く払う仕組みがある意味公平です。払いたくなければ節電するしかありません。

次に原子力発電ですが、あらかじめ表明しておきますが私は脱原発派に分類されると思います。その理由は以前にも書きましたが後始末の問題です。

しかしながら、場合によっては原発の稼働は許されるのではなかろうか、とも考えています。
原発が事故を起こすと非常事態が起きますが、現状での何が何でも原発停止が非常事態を生む可能性はないのだろうか、という部分です。

野田首相が言うように「国民生活を守るため」ということが本当ならば再稼働はあっても仕方が無いと考えます。
しかし、原発が稼働しないと本当に非常事態になるのでしょうか?
というような私自身の考えに中に曖昧な部分もあります。

そのようなことをいろいろと考えた挙句、行き着くところは「再稼働反対」です。

というのは稼働しないことにより、より一層省エネ、次世代エネルギーの開発は進むのではなかろうか、と私は考えます。原発を稼働して電力費の値上げを多少抑えたり、経済の打撃を抑えたところで、それは長い目で見た場合、誰の利益になるのか、という点です。
何だかんだ言って人間たちの振る舞いは経済に支配されています。電気料金の値上げやなんやらでいったん打撃を受けるようでもここは一挙にエネルギーに対する考え方をシフトさせるべきです。

結論的には

■電気代値上げ ・・・・ 致し方ない。東電が先頭に立って省エネ研究をしてほしい。
■原発再稼働 ・・・・ 条件付き反対。非常事態を避けるためなら仕方がないが...安易な稼働は省エネ社会構築のブレーキに。
■税金の値上げ ・・・・ 致し方ない。エネルギー革命のために有意義に使ってくれ

というようなことになります。異論は多いでしょうねえ。それとも平均的なのかな。
実際省エネはまだまだやるべきことがたくさんありますよね。自分の生活を省みても。

写真はこの内容とは全く無関係な生ビール。おいしい季節になったものだ。